ブルーベリー６月の品種　その1

こちらのブログでは、ブルーベリーの品種を定期的に紹介していきたいと思います。
今回の記事では以下の品種を紹介します。

ノーザンハイブッシュ系　スパルタン

サイズでは特別目立つほどではありませんが、キングオブブルーベリーの名に恥じない味わいです。一般的なブルーベリーに甘味を足して、煮詰めたような濃厚な味わいです。
もちろん、実際には煮詰めていないので、食感も楽しめます。果肉が密に詰まっていて、プルっとした歯触り舌触りが楽しめます。
栽培が難しいため、全国各地の農園でスパルタンの栽培を辞めている話を聞きますが、提供し続けたい魅力に溢れた品種です。

甘味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味 ⭐︎⭐︎
風味 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
収穫時期　６月上旬～

ノーザンハイブッシュ系　レカ

サイズでは目立ちませんが、とにかくたくさんの果実が実る豊産性の品種です。
ニュージーランドから来たノーザンハイブッシュ系の中では、酸味が際立ちます。酸味とは言っても、酸っぱくて顔をしかめるような味ではなく、爽やかな酸味です。
口に入れた瞬間に甘味が広がり、後味には酸味があり、香りも広がるので、味に奥行きがある品種です。
豊産性の割には粒も小さくないです。美味しい酸味と香りの良さから加工に向きそうな品種ランキング上位です。

甘味　⭐︎⭐︎⭐︎
酸味　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
風味　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感　⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度　⭐︎⭐︎⭐︎
収穫時期　６月上旬～

ノーザンハイブッシュ系　スイートハート

各地のブルーベリー狩り園では、主力にしているという話は聞きません。ブルーマフィンと並ぶ秋にも収穫できる品種(夏涼しい地域限定のようですが)として名前があがるくらいで、良くも悪くも話題にならない品種の位置付けでした。
しかし、マイルドな甘味が口に広がったかと思うと、イチゴのあまおうを思わせるような後味が出てきて、良い意味で、他のブルーベリーとは違うテイストの美味しさでした。
酸味はほぼ無いので、とにかく甘い品種が食べたいという方にオススメです。
良い意味で予想を覆してくれた掘り出し物品種です。

甘味　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味　
風味　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感　⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ ⭐︎⭐︎
オススメ度　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
収穫時期　６月上旬～

サザンハイブッシュ系　ユーリカ

全品種中１,２位を争う巨大果品種です。
昨年のチャンドラーに比べたら、若干小さいですが、500円玉とほぼ同サイズの直径に加えしっかりと肉厚なのが嬉しいです。
大きい品種は、偏平形状のものが多いです。
ユーリカも平たい系ですが、膨らみも十分あるので食べ応えはダントツです。
適度な酸味が甘味を引き立たせる味です。しっかりと完熟させることで甘味が増しとても美味しいです。
食べ頃の見極めが若干難しいですが、肉厚で一粒での満足感は圧倒的です。
この品種の苗木があと50株欲しいくらいには、日々存在感を増しています。

甘味　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
酸味　⭐︎⭐︎⭐︎
風味　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
食感　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
サイズ　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
オススメ度　⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
収穫時期　６月上旬～