ブルーベリー– 栽培品種など –

Berry&Sunブルーベリー農園
目次

栽培品種と収穫状況

当園では104種類のブルーベリーを栽培しています。
品種ごとの収穫時期(目安)と収穫状況は以下の通りです。販売時期などの参考にしてください。
※品種名に印が付いたものは当農園イチオシの品種です

品種名主な特徴・収穫時期
OPI
サザンハイブッシュ
酸味少なく甘み強め、1円玉〜100円玉サイズ、平均糖度:13.2度(実測値:11.7〜14.8度)、5月下旬から収獲
アーリーブルー
ノーザンハイブッシュ
5月下旬から収獲
アイバンホー
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
アラパハ
ラビットアイ
6月下旬から収獲
アリスブルー
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ウィトウ
ラビットアイ
7月中旬から収獲
ウッダード
ラビットアイ
7月上旬から収獲
エチョータ
ノーザンハイブッシュ
果肉柔軟、風味良好、甘酸適和、100円玉サイズ、平均糖度:11.8度(実測値:10.1〜13.8度)、6月上旬から収獲
エリザベス
ノーザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
オースチン
ラビットアイ
7月上旬から収獲
オーゼキブルー
ハイブリッド
5月下旬から収獲
オーロラ
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
オクラッカニー
ラビットアイ
8月上旬から収獲
オニール
サザンハイブッシュ
果肉柔軟、甘み強い、1円玉サイズ、平均糖度:13.9度(実測値:12.9〜16.3度)、5月下旬から収獲
オノ
ラビットアイ
7月下旬から収獲
オンズロー
ラビットアイ
8月上旬から収獲
ガルフコースト
サザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
カロラインブルー
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
クーパー
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
クライマックス
ラビットアイ
6月下旬から収獲
クレイワー
ラビットアイ
6月下旬から収獲
グロリア
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ケストラル
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
コビル
ノーザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
コリンズ
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
コロンバス
ラビットアイ
7月中旬から収獲
サウザンスプレンダー
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
サミット
サザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
サンシャインブルー
サザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
サンライズ
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
シエラ
ノーザンハイブッシュ
皮が薄く、ゼリー質果肉、果汁多くジューシー、甘酸バランス良好、6月中旬から収獲
シャープブルー
サザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
ジュエル
サザンハイブッシュ
甘み濃厚、柑橘風味、果汁多くジューシー、5月下旬から収獲
ジョージアジェム
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
スイートクリスプ
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
スイートハート
ノーザンハイブッシュ
イチゴ思わせる風味甘味酸味ほぼ無し1円玉サイズ6月上旬から収獲
スージーブルー
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
スノーチェイサー
サザンハイブッシュ
5月下旬から収獲
スパルタン
ノーザンハイブッシュ
果肉密、甘み濃厚、1円玉〜100円玉サイズ、平均糖度:14.6度(実測値:11.5〜16.5度)、6月上旬から収獲
スプリングハイ
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
タイタン
ラビットアイ
6月下旬から収獲
タカヘ
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ダップリン
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
ダロウ
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
チャンドラー
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
ディソット
ラビットアイ
8月上旬から収獲
ティフブルー
ラビットアイ
7月中旬から収獲
デキシーブルー
サザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
デニース
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
デューク
ノーザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
デライト
ラビットアイ
8月上旬から収獲
ドレイパー
ノーザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
トワイライト
サザンハイブッシュ
500円玉サイズと美味しさを両立、肉厚のゼリー質果肉、濃厚な甘味、平均糖度:15.3度(実測値:13.4〜16.9度)6月中旬から収獲
ニューハノーバー
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
ヌイ
ノーザンハイブッシュ
柑橘のような風味でやや酸味あり、100円玉〜500円玉以上の特大サイズ、平均糖度:12.5度(実測値:10.3〜14.6度)、6月上旬から収獲
ネルソン
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
ノースブルー
ハーフハイブッシュ
7月上旬から収獲
ノースランド
ハーフハイブッシュ
6月上旬から収獲
ノビリス
ラビットアイ
7月中旬から収獲
ハーバート
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
パウダーブルー
ラビットアイ
7月中旬から収獲
バルドウィン
ラビットアイ
8月上旬から収獲
ハンナズチョイス
ノーザンハイブッシュ
肉厚で柔らかい果肉、梨を思わせる甘味100円玉~500円玉サイズ
6月上旬から収獲
ヒトミ
サザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
ピンクレモネード
ハイブリッド
6月下旬から収獲
ファーシング
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
フェスティバル
ラビットアイ
7月中旬から収獲
フクベリー
ラビットアイ
8月上旬から収獲
ブライトウェル
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ブライトブルー
ラビットアイ
7月中旬から収獲
ブリジッタ
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
プリマドンナ
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
プル
ノーザンハイブッシュ
果肉滑らか、甘み濃厚、香り良好、1円玉〜100円玉サイズ、平均糖度:15.5度(実測値:12.6〜19.8度)、6月上旬から収獲
ブルークリスプ
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
ブルーゴールド
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
ブルーシャワー
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ブルーベル
ラビットアイ
7月下旬から収獲
ブルーマフィン
ハイブリッド
6月上旬から収獲
ブルーリッジ
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
ブルーレイ
ノーザンハイブッシュ
甘酸適和、100円玉サイズ、平均糖度:13.4度(実測値:11.9〜15.8度)、6月中旬から収獲
プレミア
ラビットアイ
6月下旬から収獲
フロリダローズ
ハイブリッド
7月上旬から収獲
ベッキーブルー
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ペンダー
ノーザンハイブッシュ
6月中旬から収獲
ボーナス
ノーザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
ホームベル
ラビットアイ
6月下旬から収獲
ボニータ
ラビットアイ
7月下旬から収獲
マグノリア
サザンハイブッシュ
キリっとした酸味が特徴的。サイズは1円玉大程度。平均糖度:13.6度(実測値:12.6〜14.3度)6月上旬から収獲
マル
ラビットアイ
7月中旬から収獲
ミスティ
サザンハイブッシュ
果肉柔軟、風味良好、甘酸適和、1円玉〜100円玉サイズ、平均糖度:14.4度(実測値:12.0〜15.8度)、6月上旬から収獲
ミノウブルー
ラビットアイ
8月上旬から収獲
メドーラーク
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲
メンデイト
ラビットアイ
7月中旬から収獲
モンゴメリー
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ヤドキン
ラビットアイ
7月上旬から収獲
ユーリカ
サザンハイブッシュ
肉厚、甘酸適和、500円玉前後の特大サイズ、平均糖度:13.7度(実測値:12.8〜15.4度)、5月下旬から収獲
ラヒ
ラビットアイ
7月中旬から収獲
リバティ
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
リベイル
サザンハイブッシュ
甘みが強くリンゴを感じる風味あり、100円玉サイズ、平均糖度:13.6度(実測値:11.9〜14.8度)、6月上旬から収獲
レイトブルー
ノーザンハイブッシュ
7月上旬から収獲
レヴィール
ノーザンハイブッシュ
5月下旬から収獲
レカ
ノーザンハイブッシュ
爽やかな酸味で甘みも十分、1円玉〜100円玉サイズ、平均糖度:11.1度(実測値:9.3〜13度)、6月上旬から収獲
レガシー
ノーザンハイブッシュ
6月下旬から収獲
レノア
サザンハイブッシュ
6月上旬から収獲

※糖度はランダムにサンプリングした果実の実測値です
(測定器:ATAGO PAL光センサー7 または PAL-BX|ACID7)
※特徴には農園主の個人的な感想が含まれています

ブルーベリーの系統

ブルーベリーの品種は300種類以上あると言われています。
当園では約100種類ほどの品種を栽培しており、それぞれの品種は、『サザンハイブッシュ』、『ノーザンハイブッシュ』、『ハーフハイブッシュ』、『ラビットアイ』、『ハイブリッド』という5つの系統に分類されます。

サザンハイブッシュ

サザンハイブッシュの収穫時期は、5月下旬〜7月上旬頃で、ピークは6月上旬〜中旬あたりです。
特徴はサイズが大きい品種が多く、ほとんどの品種で甘みに特徴があります。適度な酸味を持っている品種が大半ですが、食べた感想として、一言目に甘いが出やすいのがノーザンハイブッシュやハーフハイブッシュとの違いです。甘みに特化した、フロリダの野生種とノーザンハイブッシュ系の交配がサザンハイブッシュ系のルーツなので、ノーザンハイブッシュに似た部分もありますが、より甘みが際立っている感じがします。全てではありませんが、傾向として、皮はパリッとある程度の歯応えがあり、果肉は柔らかい品種が多いです。果実の形にも多様性があり、球形で、直径の割には厚みがあり食べ応えのある品種が多い事も特徴の1つです。

ノーザンハイブッシュ

ノーザンハイブッシュの収穫時期は6月上旬〜7月中旬頃で、ピークは6月中旬〜下旬あたりです。
サイズが大きい品種が多く、甘い品種もありますが、甘みだけではなく、酸味がしっかりと主張しており、すっきりした味わいの品種が多い事が特徴です。皮は薄めで柔らかい品種が多く、皮、タネの気にならなさではNo.1です。また、果肉はゼリーのようになめらかなものが多く、舌触りや食感が素晴らしい品種が多いです。

ハーフハイブッシュ

ハーフハイブッシュの収穫時期は6月上旬〜7月中旬頃で、ピークは6月中旬〜下旬あたりです。
野生種のローブッシュとノーザンハイブッシュの交配によって誕生した品種群で、食味などの特徴はノーザンハイブッシュに似ています。酸味と甘みが調和した味わいに、素朴な野性味のある風味が特徴的です。 
豪雪地帯で栽培ができるように品種改良された系統のため、枝が短くコンパクトな樹形で、雪による枝折れが少ない特徴を持ちます。

ラビットアイ

ラビットアイの収穫時期は6月下旬〜8月下旬で、ピークは7月中旬〜8月上旬頃です。
特に温かい地域に住んでいる方がイメージするブルーベリーはラビットアイ系の事が多いです。完熟前に果実が赤くなる事がラビットアイ(ウサギの目)の由来です。完熟した際の甘みは、系統ごとで比べると恐らくトップで、品種によっては甘過ぎるからもう少し酸味が欲しいと思えるものもあるくらいです。サイズは、ノーザンハイブッシュ、サザンハイブッシュに比べて小さいものが多いのですが、中にはハイブッシュ系の大半を上回る大きさになるものもあるので、一概には言えません。皮や種が気になる品種も多いですが、近年開発された品種は食味の面でもハイブッシュ系に肉薄していると言われており、甘くて食感の良い品種が増えるようなら楽しみなグループです。また、ハイブッシュ系の倍近く収穫できるので、ジャムやスイーツ作りなどに使いたい方はラビットアイ系を栽培するのがオススメです。

ハイブリッド

ラビットアイとハイブッシュ両方の血を引く品種群です。
特徴は品種により様々で一括りにはできません。ピンクレモネード、フロリダローズといった見た目に特徴のある品種や、オーゼキブルーのような桃や木苺のような風味を持つ唯一無二の味わいの品種もあります。
どの品種も「こんなブルーベリーがあったの!」と驚いてもらえるような特徴があるので、手に取って味わってもらいたい系統です。

目次