ピンクのブルーベリーについて

はじめに

ブルーベリーは一般的に、青~濃紺のイメージがあると思います。
道の駅 瀬戸しなのでの直売、ネット販売にてピンク色の果実を入れた彩りセットを出したところ多くの反響を頂いたので、ピンクのブルーベリーはどのようなものなのか?について簡単に説明させて頂きます。
商品にも、QRコードを付けているので、「このピンクのブルーベリーは何だろう?」と気になって見に来てくださった方の参考になれば幸いです。

完熟してもピンク色のブルーベリー品種

  • ピンクレモネード
  • フロリダローズ

ピンクレモネード

まずは、ピンクレモネードについてです。
道の駅に出したところ、反響は想像以上でした。
発売当初は「赤っぽい実が入っているが未熟じゃないのか?」といった問い合わせが多く、ピンクレモネードが入っていることで商品を棚に戻してしまうお客さまが多かったと聞きました。
商品を並べていると、店員さんにも聞かれるので、色はピンクだけど、普通のブルーベリーとは一味違った味わいの美味しいブルーベリーだと説明しています。
商品のラベルにも「ピンクレモネード入り」と記載することで、このピンクの実は未熟ではなく、そういう種類もあるんだ!と分かって頂けるよう努めました。
その結果、最近では敬遠されることがなく、ピンクレモネード入りの方が早く売り切れるようになりました。
収獲期間は7月前半までなので、今のうちにピンクレモネードの美味しさを味わって欲しいです。

ここで、ピンクレモネードの優れている点についてです。
・ビビッドピンクが綺麗で、他のブルーベリーと一緒に出した時にアクセントになる。
・レモン飴のような爽やかな甘酸っぱさが、他のブルーベリーとは一味違った美味しさ。
・ジュースやジャムに加工すると目を惹く綺麗さ。

フロリダローズ

こちらは、ピンクレモネードと入れ替わりで、もうすぐ収穫開始のピンクブルーベリーです。
味は青いブルーベリーに似ていますが、柔らかく甘くてとてもジューシーです。

フロリダローズの優れている点についてです
・ピンクレモネードより大粒。
・ジューシーで冷やして食べると美味しいので真夏に最適!
・コーラルピンクの果実は目立ちすぎずトッピングに使いやすい。

果実が部分的に白くなることについて

次の写真は同じ果実の表面と裏面です。
ピンク色のブルーベリーにおいては、生育段階で光が当たりにくい面が着色せず、白いままになる現象が起こります。
栽培過程で、できる限り日光に当てられるよう管理をしていますが、どうしても、生育時に下側になっている部分には光が当たらず着色不良が起きてしまいます。
白い面があっても、全面着色している果実とほとんど変わらない美味しさを楽しむことができます。
未熟ではありませんので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

最後に

海外にはもう少し種類があるそうですが、日本で出回っているピンクブルーベリーは上記の2種類です。
ピンクはピンクでも、ブルーベリーであることは変わりません。
食感や味など、一般的なブルーベリーとの共通点もたくさんあります。
しかし、食べてみると、他のブルーベリーとは一味違うことに気が付くと思います。
一般的にはなかなか出回ることがないので、Berry&Sunの品種MIXセットを見かけたらチャンスです。
ぜひ一度、手に取ってみてください。

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